ガールズバー・ラウンジ・スナック・クラブ…など、お仕事内容をよく確認して、あなたに合った業種を見つけましょう。

キャバクラ

漫画やドラマでキャバ嬢が主人公の作品が出てくるなど、キャバクラという業種の認知度は以前に比べてかなり高くなりました。 大学生のアルバイトの選択肢としても認知されるキャバクラでのお仕事。 自分はキャバ嬢に向いているのかな…と不安な子は、体験入店からお仕事をはじめましょう♪ キャバクラで働く女の子の年齢層は30代未満が圧倒的! なかでも18~24までの年齢の女の子が多く、またお客様からの需要も多いです。 客層はエリアによって異なりますが、お仕事帰りのサラリーマンがほとんどです。 会話の内容よりも、女の子と楽しくお酒が飲みたい! というお客様が、多くお店にやってきます。 衣装はドレスが一般的です。 ドレスは胸元や背中が大きく開いているデザインも多くありますが、最近は露出があまり多くない、可愛らしいデザインのドレスも増えています。 また、以前はサイドに深くスリットが入っているロングドレスが主流でしたが最近はミニドレスが一般的になっています◎ ドレスを着用するにあたって、ボディケアにも気を遣うとよいでしょう! お店によってはストールを羽織っての接客がOKだったり、スーツ出勤のところもあります。 また季節のイベントに応じてコスチュームを着ることもあります。 お給料、経費についてお給料の制度は時給制と歩合制を組み合わせたところと、完全歩合制、完全時給制があります。 新人保証として最初の数ヶ月は時給制からスタートし、そのあと歩合制を取り入れる店舗も多いです。 キャバクラでは多かれ少なかれ、歩合制度があるところがほとんどです。 一般的な時給制のアルバイトと異なり、時給以上に沢山稼ぐことが可能なので、実力をつけてどんどんお給料をアップさせましょう! 女の子の頑張り(売上や同伴など)に対しては「バック」があり、お給料に反映されます。 人気が出てナンバーに入るとご褒美があったりと、さらに厚待遇も望めます♪ ヘアメイクはお店専属のヘアメイク担当にお願いできることも。そうでなければ近隣の美容室でセットして出勤します。 ドレスはお店で貸してもらえる場合と、自分で購入して用意する場合があります。 どちらもキャバクラで働くのに必要な身だしなみです。 ヘアメイク・ドレスレンタルの有無と、メイク代・レンタル代の有無は、働く前にお店に確認しましょう。 『ヘアメイク無料』、『ドレスレンタル無料』のお店もたくさんあります◎ラストまで働くと、終電が無くなる時間になります。 そんな時、送りがあるお店なら安心です。 『送り無料』だとさらに嬉しいですね◎ お酒についてお客様が飲むお酒は、基本的に卓で女の子が作ります。 お客様の好みのお酒・飲み方を覚えておくのもサービスの一つです。 お客様に勧められてカクテルなどをご馳走になるケースもあります。 その場合は席についたまま「お願いします!」と、ボーイを呼んで、お酒を注文します。 お酒については、必ずしも沢山飲まなくてはいけないということはありません。 飲むのが苦手なら無理をせず、ソフトドリンクでもOK。 トークや気遣いなど得意な事でお客様にあなたを印象づけることも大切です。 もちろん、お酒を飲むのが好きな場合には飲みキャラとして人気を得ることができます◎

ガールズバー

ガールズバーは、バーテンダーがすべて女性のショットバーであり、カウンター席に客が着席して、女性バーテンダーが接客する形式の店舗です。 ガールズバーとキャバクラとの大きな違いは、お店の分類が飲食店ということです。 風営法で規制があるキャバクラに対して、営業時間等の制約が少ないです。 風俗営業許可店であるキャバクラは、午前0時以降~日の出の間は営業できません。 一方、「深夜酒類提供飲食店営業」については一晩中営業することが可能なため、ガールズバーの多くはこの届出で営業しています。 キャバクラとガールズバーでは、接客のしかたが大きく異なります! キャバクラではお客様のテーブルに同席するのに対し、ガールズバーではバーカウンター越しの接客になります。 ガールズバーは飲食店で届け出ているお店がほとんどであり、そのようなお店でお客様の横に座り接客することは法律上認められていません。 接客内容の違いから、お給料もキャバクラより低めな場合が多いです。 女の子層は学生さんなどが多く、他の水商売の業種よりも若い女の子が多いです。 学校の友達と一緒にシフトに入る子も。 また、キャバクラなどよりも抵抗がなくお仕事ができることから、水商売未経験の女の子も多くいます。 お店のコンセプトにもよりますが、キャバクラよりも落ち着いた雰囲気のなかで会話を楽しみたいといったお客様がいらっしゃいます。 また、キャバクラには金銭的に行けないという若いお客様も来店します◎ 衣装は、私服でお仕事が可能なお店もあれば、バーテンダー風のスタイルや、コスプレ風の服装などお店によっていろいろです。 お店の雰囲気と着たい衣装で選んでみましょう! 立ちっぱなしのお仕事になるので、姿勢が悪いと特に目立ちます。 猫背の子もお仕事のときは意識して背筋を伸ばしましょう。 気持ちも引き締まりお仕事モードになれます! お給料・経費について時給は一般的にキャバクラに比べて低めですが、一晩中営業している場合もあり、夜勤のアルバイトという感覚で長時間働くことも可能です。 衣装が私服など、自前の場合はその分の経費も計算しておきましょう。 お酒についてバーなのでカクテルなどのお酒の種類が充実しています! また、お客様のお酒だけでなく、自分や女の子のお酒も自ら作る場合が多いので、お酒が好きな子にはもってこいのアルバイトです。 バーと名前が付き、お酒を提供する場ではありますが、キャバクラと同様に飲めない場合にはソフトドリンクでOKです。 自分が飲めない場合でも、バーという形態上お客様にお酒について聞かれる頻度は高いので、お酒について勉強しておくと仕事に役立ちます◎

朝・昼キャバ

朝早くや昼間の営業していない時間のキャバクラの店舗を活用するために営業を開始したのが朝キャバ・昼キャバです。 朝昼のお仕事ということで、接客の内容もガールズバー寄りのイメージを持つ子もいるかもしれませんが、基本的な接客はキャバクラと同じです◎ 働いている女の子層は学生さんやOLさんの他に、主婦やシングルマザーも居ます。 日中に子供を預けたい、夕方に迎えに行きたいという希望も昼の時間帯で働ける朝・昼キャバならクリアできます。 客層はキャバクラのボーイやホストなどの同業者が多いです。 同業者は深夜まで勤務して、その後に遊びにくるパターンが多いためです。(同業者入店禁止のお店もあります) 昼間以降は、立地にもよりますがサラリーマンや観光客なども来店します。 お仕事の時間帯は朝から昼間、もしくは昼間から夕方までです。 生活リズムを崩さずにお仕事できることが大きなメリットです。 営業時間帯が遅くないので、彼バレ親バレもしにくいのもいいところ。 夜働けない方でもできる高収入のアルバイトとして選ばれています。 朝キャバで早い時間からの出勤には迎えのシステムがあります。 早朝からの出勤を優遇してくれる店舗もあるので、朝型のコは稼げるチャンスです。 衣装はキャバクラと同じで、ドレスの場合が多いです。 私服OKの店舗でも、ワンピースなど、女の子らしいスタイルで接客する場合がほとんどです。 お店の雰囲気を崩さない程度に、あなたらしい着こなしを見つけて、お客様にアピールしましょう! お給料・経費について早朝スタートの為、夜の時間帯には専属のヘアメイクが居るお店でも、朝の出勤時には居ない場合があります。 朝キャバ・昼キャバでの勤務を始める前には、出勤前の早朝にセットできる美容室に通えるかどうかも確認しておきましょう。 朝早いシフトを組んだコは、寝坊に気をつけて。 繰り返すと信用を失うのも早いです。 お店側もお客様の信用を失っては困るので、遅刻や無断欠勤に対しては厳しく、罰金を設定しているところが多いです。 朝から元気に接客できるように、出来る範囲で規則正しい生活をしましょう! お酒についてキャバクラと同様に、女の子は必ずしもお酒を飲む必要はありません。 苦手な場合はお店に伝えておきましょう。 また営業時間が朝や昼間であることから、お客様もお酒を飲まない場合もあります。 カクテルやフードなどの注文のとり方はキャバクラと同じです。 ボーイを呼んで、お客様と自分の注文を伝えます。

クラブ・ラウンジ

クラブは、キャバクラと営業形態は同じですが、キャバクラよりも比較的高級なお店です。 仕事内容もキャバクラと同じで、お客様とお酒を交えながら会話の相手をします。 ラウンジも営業形態はクラブやキャバクラと同じ。 クラブよりは安価でお酒が飲めるお店です。 お店はゆったりした雰囲気です。 クラブ・ラウンジどちらにも「ママ」がいて、女の子の出勤管理や、教育を取り仕切ってくれます。 クラブ・ラウンジで働く女の子の年齢層は20代後半~など、比較的年齢が高めな子が多いです。 共に経験豊富な先輩が居る場合がほとんどなので、頼りながらお仕事を覚えましょう。 クラブもラウンジもマンツーマンの接客が基本のキャバクラとは違い、一人のお客様に複数のキャストがついて接客をします。 クラブは会員制や紹介がないと入店出来ないお店も多く、客層は会社経営者や開業医など裕福な方がほとんどです。 ゆったりとした接客になりますので新規のお客様が多いお店とくらべると、勤務の経験が浅くてもお客様に合った接客がしやすい環境といえます。 クラブでは求められる会話の内容もグレードアップ。 時事問題など頭に入っていないと会話が成り立たないという場合も。 会話の内容や接客態度についても、しっかり身につける必要があります。 また、クラブの衣装やアクセサリーはお店に合った高級感を求められることが多く、和装の場合も多いです。 ラウンジの客層はサラリーマンが多いです。 ゆっくり飲める雰囲気を活かして、企業の接待などで使われます。 また、地元密着型のお店では、業種に関わらずお店の近くに勤務する様々なお客様が来店します。 ラウンジは、落ち着いたドレスやキレイめなワンピースなど服装も厳しい縛りがなく、ノルマもゆるい場合はありますが、ビジネスシーンでの利用も多いことを意識して接客しましょう! お給料・経費についてお給料システムは日給+売上バックか完全売上制のお店が多いです。 仕事意識が高く、仕事を真面目に頑張る子に向いています。 クラブでは永久指名制を採用しており、指名されてお客様を担当する女の子は「係」といわれます。 「係」の女の子がお休みのときにお客様が来店した場合にも、「係」の子の売上になる仕組みです。 また、お客様がいわゆる『ツケ』で飲むシステムがあり(「売掛」といいます)もし売掛金を回収できない場合は「係」の女の子がその代金を支払うことになります。 一方、ラウンジの指名制度は、クラブと同じように永久指名制を採用しているお店もあれば、指名制度自体がない場合もあり、お店によってさまざまです。 バックについても変わってくるので予めお店に確認しておくと良いでしょう。 また、クラブでの衣装や身に着けるものはお店に合った高級感が求められる為、自前で揃えるとなると相当な金額になります。 相場がわからない場合は勤務の前に聞いてみましょう。 ラウンジの衣装は、クラブほどの縛りはなく一見気楽ですが、お店にあった衣装が求められます。 お酒についてクラブにはボーイ・ウェイターが居り、お酒やオーダーなどは全て持って来てくれます。 ボトルキープ制のお店が多いので、新しいボトルが入ると売上に反映しますが、苦手な方にはソフトドリンクも用意されています。 ラウンジでは、ボーイやウェイターがいない場合もあり、お酒や料理の提供は女の子自身が行うお店もあります。

パブ・スナック

パブはキャバクラとスナックの中間の印象のお店です。 スナックは、カウンターとテーブル席が二つ程の比較的小規模なお店です。 ガールズバーやガールズ居酒屋と同様に、ほとんどの店舗が「深夜酒類提供飲食店営業」で営業しています。 女の子がお客様と一緒に座ってお酒を飲むことはできません。 パブやスナックは雰囲気がお店によって異なるので、女性客向けのお店もあります。 パブやスナックで働く女の子の年齢層は20代後半くらいからと比較的高めなのが特徴です。 そのためキャバクラやクラブなど、他の業種に勤めた後に移ってきている子が多く、水商売未経験で働く場合には、経験豊富な先輩達に教えてもらえる環境です。 お客様はサラリーマンなど仕事帰りの方が多く、年齢層は若い方から年配の常連さんまで様々です。 パブやスナックはキャバクラと比べて料金設定が安価な場合が多いため、気軽に寄れる印象があります。 パブやスナックでカラオケが設置されている店舗の場合は、手拍子などで盛り上げる事も、 お仕事の一つです。 よく選曲されるデュエット曲を覚えたり、一人で歌うときにもお客様の年代で流行った曲などを選んで、お客様を盛り上げましょう。 カラオケにも料金設定がされている場合には売上にプラスされます。 お給料、経費についてパブはキャバクラと同様に、完全時給制、時給制+歩合制、完全歩合制とお店によって異なります。 スナックではあまりノルマを追いかけず、完全時給制のお店も多いです。 完全時給制のお店はノルマに厳しくない傾向があるというメリットもあるので、どのシステムが自分に合うかよく考えてお店を選びましょう。 パブは基本的にキャバクラと同じで、ヘアメイクがあるかどうか、ある場合は有料か無料かなどを確認しましょう。 スナックの場合は深夜営業が可能なので終電を過ぎることも。 送りがあるかどうか、送り代がかかるかどうかはお仕事を始める前に確認が必要です。 お酒についてパブもスナックもキャバクラと同じで、テーブル上では女の子がお酒を作ります。 お酒が苦手な子は自分のぶんを薄めに作るテクニックも覚えると、お酒を勧められたときに楽になります。 まったく飲めない子はお客様に上手に伝えて、ソフトドリンクをいただきましょう。

ガールズ居酒屋

ガールズ居酒屋は、ホールの従業員がすべて女性店員の居酒屋で、メニューを注文して持ってくる際にお客様の席で簡単なコミュニケーションを取る形式の店舗です。 キャバクラとは違い、飲食店という分類での営業なので、深夜を超えても営業が可能です。 また、ガールズバーと比べると、ガールズ居酒屋はにぎやかに盛り上げる雰囲気のお店が多いです。 仕事内容は、普通の居酒屋と同じような業務の他に、お酒や料理を運ぶ時にお客様とコミュニケーションをとったりします。 女の子がライヴやダンスなどのパフォーマンスをするお店もあります。 詳しい仕事内容については、働く前に確認しましょう。 ガールズバーと同様に、深夜酒類提供飲食店営業として届けている店舗がほとんどのため、お客様の横に座っての接客は法律上認められていません。 ひとくちにガールズ居酒屋といっても、衣装は店舗のコンセプトによって多種多様です。 ミニスカートや水着など、露出度が高めな衣装の場合もあります。 女の子層は若く、深夜営業以外の時間帯では18歳未満の子が勤務している場合もあります。 お客様と接する時間が短いので、見た目の可愛さや場を盛り上げられるセンスが求められる業種です。 お客様の年齢層は幅広く、若い方からサラリーマン、年配の方まで訪れます。 居酒屋という場所柄、仲間と盛り上がってお酒を飲みたいときに来るお客様が多いです。 お給料、経費についてお給料はキャバクラやガールズバーより低めが相場です。 お客様が注文したメニューに応じてバックがあるお店なら、時給以上に高収入を狙えるチャンスがあります。 キャバクラのように出勤の為に髪の毛を盛ってしっかりヘアセットする必要がないため、ヘアメイクについては自分で行います。 衣装はお店の制服として何を着るかあらかじめ決められていて、お店が貸してくれる場合がほとんどです。 体験入店の時には服のサイズも伝えられるようにしていくと良いですね。 深夜を超えて勤務する場合は、終電や始発を確認してお店とシフトを相談しましょう。 お酒についてキャバクラでは席から注文を出してフードやカクテルを持ってきてもらいますが、ガールズ居酒屋ではお客様の注文を聞きに席まで伺い、お酒や料理をお客様の席まで運んでくるのがお仕事です。 飲食店として届け出ているガールズ居酒屋では、お客様の席について一緒にお酒を飲むというサービスはありません。 お酒が飲めない子でも働きやすい高収入アルバイトといえます。