場内指名の言い方とコツ|お客様に自然に選んでもらう会話例
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場内指名(じょうないしめい)は、その日お店で会ったお客様が「この子にもう少しいてほしい」と、席に付くキャストを選んでくれることです。場内指名をもらう一番の近道は、お願いすることではなく、短い時間で「話しやすい」と思ってもらうことです。
このページでは、自然に場内指名につながる会話の流れと、言ってはいけない頼み方をまとめます。
場内指名とは
お店に来たお客様が、その日のうちに席に付くキャストを指名することを場内指名といいます。次の来店時から最初に名前を指名してもらう「本指名」とは別のものです。違いは場内指名と本指名の違いでくわしく解説しています。
フリーのお客様の席には、キャストが一定時間ごとに入れ替わって付きます。入れ替わりの前に「この子にいてほしい」と思ってもらえると、場内指名になります。
場内指名につながる会話の流れ
最初の数分で決まることが多いので、次の3つを意識します。
1. 最初の一言で緊張をほどく
「はじめまして、〇〇です。今日はお仕事帰りですか?」のように、答えやすい質問から入ります。名前ははっきり伝え、名刺がある場合はこのときに渡します。
2. 自分の話より、お客様の話を広げる
「どんなお仕事なんですか?」「休みの日は何してるんですか?」と聞き、返ってきた話に「それってどういうことですか?」ともう一歩だけ踏み込みます。自分の話は聞かれたら答える程度で十分です。
3. 入れ替わりの前に、楽しかったことを言葉にする
「△△の話、もっと聞きたかったです」「〇〇さんと話してたらあっという間でした」など、実際に楽しかったことを伝えます。うそを言う必要はありません。
場内指名の言い方の例
それでも「お願いしたい」と思ったときは、相手が断りやすい言い方にするのが基本です。
・「もしよかったら、もう少しお話ししたいです」
・「この後もご一緒できたらうれしいです。無理にとは言わないので」
断られても「ありがとうございます、楽しかったです」と笑顔で席を立てば、次に来たときに覚えていてもらえます。
言ってはいけない頼み方
2025年6月施行の改正風営法 第18条の3では、お客様の好意を利用して困らせ、遊興や飲食をさせることがお店の禁止行為になりました。場内指名のお願いでも、次の言い方はしません。
・「指名してくれないと、私が怒られる・降格される」(不利益を告げて困らせる)
・「指名してくれないなら、もう話さない」(関係が終わると告げて困らせる)
また、指名料などの料金を聞かれたら、お店の料金表どおりに答えるか、スタッフにつなぎます。料金についてうその説明をすることも同じ条文で禁止されています。
風営法の第18条の3は、キャバクラ・ラウンジ・クラブなど「接待」をするお店(風俗営業の1号営業)が対象です。カウンター越しにお酒を出すだけのガールズバーなど、届出の種類が違うお店には原則として当てはまりません。働くお店がどちらに当たるかは、面接のときにお店に確認してください。
場内指名のバックは求人に書かれていないことが多い
場内指名が入ると、時給とは別に「指名バック」が付くお店があります。ただ、キャバクラウンの掲載求人で給与・バックの欄が埋まっている149件のうち、「指名」と明記しているのは10件だけで、111件は「各種バックあり」のようなまとめた書き方でした(キャバクラウンの公開求人439件の集計・2026年10月20日時点)。
場内指名でいくら上乗せされるかは、求人を見るだけではほとんどわかりません。面接で「場内指名のバックはありますか、いくらですか」と聞いておきましょう。
このページのまとめ
・場内指名は、短い時間で「話しやすい」と思ってもらえたときに入る
・お客様の話を広げ、楽しかったことをそのまま言葉にする
・お願いするときは断りやすい言い方で。不利益や関係の終わりを告げて困らせない
・指名バックは求人に書かれていないことが多いので面接で確認する
ヘルプの席での立ち回りはヘルプの仕事は指名へ繋がるでも紹介しています。